どうも、こんにちは。
2019年6月に第2子出産後、降圧剤ニフェジピンCRで治療中💊
- ニフェジピンCR20mg 1日2錠(朝夕20mgずつ)1日40mg
- 産後2ヶ月 ニフェジピンCR 朝20mg 夕10mg 1日30mg
- 産後3ヶ月 ニフェジピンCR 朝10mg 夕10mg 1日20mg
- 産後5ヶ月〜ニフェジピンCR 夜のみ10mg 1日10mg ←今ココ❣️
今日の血圧は、、、、120/79でした。
今日も超合格点!!循環器内科の先生曰くの「125/80未満目標!」内。
産後高血圧の体験記や気分転換方法などはこちらへどうぞ。
- 血圧に一喜一憂しちゃう話(産後高血圧体験記VOL.1)
- 産後高血圧 VOL.2
- 上記以外の産後体験記「1人目2人目比較」や「おすすめの循環器内科」、「気分転換方法」などなど
今月の血圧の推移は以下です。(帰省中計測しなかったので13日スタートです)

さて、本日は昨日に引き続き放送大学の単位取得テストの勉強で、「学力と学習支援の心理学」です。教職で役立つ科目のようですが、私もスタッフ育成する立場であり2児の母なので、役立つことあるだろうと選択してみました。認定心理士の対象科目でもあります。ではスタートしまーす。
学力と学習支援の心理学
2 学力の診断と評価
学力の診断と評価をめぐる考え方
教育場面における診断と評価とか以下。ニュアンスの違いを知っておこう。
- 診断(assessmentあるいはdiagnosis)とは、学習者がどのような状態であるかをいろいろな情報によって分析的にとらえる、その後指導の手立てとするという語感がある。教育的な働きかけの、「事前」または「途中」において行う。必ずしも、良さとか望ましさの価値判断を含まない診断(例えば性格や興味などの個人的特性)も存在する。
- 評価(evaluation)とは、教育の結果として生じた学習者の状態に対して何らかの価値づけを伴う情報を表出するという語感(表出って馴染み無い表現。。。)
1970年代カリキュラム論や評価論に大きな影響を与えたアメリカの教育心理学者ブルーム(J.S.Bloom)は「完全習得学習(mastery learning)」がなされるモデルを提案。
- 診断的評価 教授ー学習過程の事前情報の収集として行う
- 形式的評価 途中の状況を把握して指導の調整に生かす
- 総括的評価 学習成果のまとめ
「評価」を広い意味に用い、「◯◯的」として行う時期と目的に区別があることを示した。
またPDCAサイクルが教育の世界でも強調されるようになってきている。教育場面では客観的で数量的な効果検証が常にできるわけでは無いので、すべてPDCAサイクルに当てはめることはできない。が、教育界で「指導と評価の一体化」と言われてきたことに通ずる。
1.「教育目標に沿って指導をしたら、評価もそれに対応したものになっていなくてはいけない」
例えば、「自分の考えを論理的に述べること」を国語科の目標として挙げる場合、漢字テストや市販テストだけで評価していてはまずい。目標達成が確認できないだけでなく、作文せずにテスト対策しかしない学習者が出てくる。
2.「評価したことを、次の指導にきちんと生かす」
診断的評価や形成的評価では可能だが、定期テストのような総括的評価ではおろそかになりがち。テストや作品提出などの評価が、点数や評定のフィードバックで終わってしまうことがしばしばだそう。
学力の診断・評価の方法
いろいろな評価方法を比較検討するときに、信頼性と妥当性という観点は大切。
- 信頼性(reliability) ある指標がどれくらい再現性のある安定した値をとるか。評定者によって値が異ならないように評定の観点や基準を事前に設定する
- 妥当性(validity) ある指標が本来測ろうとしている特性をどれくらい的確に表しているか。テストであれば、内容に偏りがないか、測りたい能力と問題の内容がずれていないか、そのテストの高低が他の指標やその後の成績などど整合的か、などを検討する
診断・評価の種類とその特徴
フォーマルな評価→インフォーマルな評価順で。
- 指導要録ー文部科学省が様式を定めた、学校における評価記録の原簿
- 通知表ー学期ごとに児童・生徒や保護者に通知される成績の総括的な評価
- ペーパーテストー定期テスト、授業中の小テストなど
- 製作物ー比較的長い時間をかけてつくられる作文・レポート・作品など
- 実技テストー実技、発表、口頭試問などの評価
- ポートフォリオー学習過程で蓄積された記録や中間製作物
- 授業内の行動観察ー日常的な授業の中での応答、解答のようすなど
- 質問紙、自己評価ー学習者自身による学習状況の記述、評定、感想など
どの方法にも長所短所が存在するため、併用して多面的な評価が必要。以下が評価方法の特徴と短所の是正。


学校教育における評価方法の変遷
日本の学校教育で第二次大戦後にアメリカから客観的、科学的な評価方法がかなり入って来た。その後、評価方法がどのように変化してきたか。
1950年代 相対評価による指導要録、通知表
人間の諸能力が正規分布していることを前提として、5つの段階に区分した相対評価による学業成績が通知表や指導要録に記載されるようになる
1960年代 全国学力テストの実施、廃止
1961年からは中学校2〜3年生に「全国中学校一斉学力調査」が実施されるが、学力競争をあおることになるという批判があり、1965年には抽出調査、1966年を最後に廃止。。。当時は「偏差値教育」という言葉があったほどで、テストの点数に基づいた相対評価が成績の低い子供たちの学習意欲を損なうことになるという根強い批判があった。
1990年代 観点別学習評価の重視
1989年の学習指導要領改定に伴い、「指導要録」も改定。「観点別学習評価」=「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」が重視された。知識・理解より関心・意欲が先に重視されたことが特徴的でゆとりの基礎となった理念。
2000年代 到達度評価の徹底、規準・基準の明確化 全国的学習状況調査(基礎基本と活用)
「ゆとり教育」からの「学力低下論争」で指摘する声が高まり、2007年に43年ぶりに「全国学習状況調査」と呼ばれる学力調査が復活(えー、もう毎年すればいいのに!)。小学6年生と中学3年生が対象。その後、30%〜40%の抽出校や任意での実施に切り替え、2012年では全国平均で約80%の参加率となっている(ほらもうやればいいのに)。
PISAの影響もあり、基礎基本的な知識を問う問題(A問題)と、日常場面での活用を見るB問題が、算数・数学、国語に設けられていることが特徴。
2010年代 学力の3要素、観点別評価の修正
2007年の学校教育法改正では下記を学力の3要素と呼ばれた
- 基礎的・基本的な知識・技能
- 知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等
- 主体的に学習に取り組む態度
下記は2012年にマイナー修正された
「観点別学習評価」=「関心・意欲・態度」「思考・判断 → 思考・判断・表現」「技能・表現 → 技能」「知識・理解」
新しいタイプの学力テスト
- COMPASS(componential assessment)ー人間の認知的な情報処理モデルに沿って、数学的問題解決における要素的な学力を診断する。数学的概念に関する知識、図表など視覚的表現の生成、論理的な推論、基本的な計算ルールの獲得といった学力の構成要素(コンポーネント)を診断しようとする
- PISA(国立教育政策研究所,2010)や全国学力状況調査B問題ー強化そのものの知識より、日常生活場面で活用して問題解決できるかという視点。「読解リテラシー」の問題など。
- パフォーマンス評価ーポートフォリオなどの製作物、実技、実演、論文から評価。ルーブリックという評価基準表が作成されることがある(数段階のレベルが設定され、採点者は訓練を行い判断が大きく逸脱しないようにする)
放送大学、心理学科目「学力と学習支援の心理学」第2章学力の診断と評価、は以上です!
最近はGoogleやYahooの検索に私のブログがヒットするようになって来たようで!!!!「産後 高血圧 ブログ」でヒットするとのことで、8月30日からコツコツ書いてきた甲斐がありました。
自分が辛かった時本当に辛かったので、真っ只中にいる方々に「大丈夫!って思ってもつらいですよね😭」という気持ちを共有したいし、届けたいです。そして励まし合いたい!なので、お気軽にコメントください。TwitterのDMでもいいので待ってまーす♪
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