どうも、こんにちは。
2019年6月に第2子出産後、降圧剤ニフェジピンCRで治療中💊
- ニフェジピンCR20mg 1日2錠(朝夕20mgずつ)1日40mg
- 産後2ヶ月 ニフェジピンCR 朝20mg 夕10mg 1日30mg
- 産後3ヶ月 ニフェジピンCR 朝10mg 夕10mg 1日20mg
- 産後5ヶ月〜ニフェジピンCR 夜のみ10mg 1日10mg ←今ココ❣️
今日の血圧は、、、、121/77でした。
今日も超合格点!!循環器内科の先生曰くの「125/80未満目標!」内。
産後高血圧の体験記や気分転換方法などはこちらへどうぞ。
- 血圧に一喜一憂しちゃう話(産後高血圧体験記VOL.1)
- 産後高血圧 VOL.2
- 上記以外の産後体験記「1人目2人目比較」や「おすすめの循環器内科」、「気分転換方法」などなど
今月の血圧の推移は以下です。(帰省中計測しなかったので13日スタートです)

加えて12月の月平均が出ましたので貼り付けます。こちらも下旬から帰省したのでそれまでの平均です。冬ってやっぱりちょっと高めなんですね!気にしない気にしない気にしない。みなさまもどうか気にしないでください。

さて、本日は放送大学の単位取得テストの勉強です。実は来週末からテスト期間です。ぎゃー!帰省に教材持って帰ったのに、全然頭に入りませんでした。。。(予想どおり)
今期は産後でしたので無理せず2科目だけです。1つは「心理学概論」。すでにブログでまとめ済みです。寝かしつけの時に自分のブログ読んで復習します。
今日からアップしていくのはもう1つの科目、「学力と学習支援の心理学」です。教職で役立つ科目のようですが、私もスタッフ育成する立場であり2児の母なので、役立つことあるだろうと選択してみました。認定心理士の対象科目でもあります。ではスタートしまーす。
学力と学習支援の心理学
1 学力をとらえる視点
学力とは
学力の概念と学力をめぐる議論を概観する。(概観って便利で響きのいい言葉だ)
学力とは=知識・技能の到達度(テストで測定できる)という狭義の意味から思考力や判断力、表現力、学習意欲や学習スキルまで含む広い意味がある
議論…1960年代後半から1970年代初期、学力を広く捉える平岡亮蔵VS態度面を学力に含めるのは混乱を招くという勝田守一の学力論争
2002年には市川伸一教授が下記にまとめたようです。

中世では、ラテン語やユークリッド幾何学に代表されるような教養的内容がおしえられていた。近代になると学校が普及して、生活や職業に直接的に役立つ実用的知識を教えるようになった。下記は教育目標やカリキュラムを考える際にもいつも現れる対立軸となっている。
- 実質陶冶 直接的に役立つ実用的知識
- 形式陶冶 間接的に将来役立つ抽象的能力
学校で身についたとされる能力が、他の場面でもどのくらい有効に働くかを「学習の転移(transfer)」として心理学として扱われてきた。20世紀初頭にアメリカ政府から研究委託を受けたソーンダイク(教育心理学者)が、学習の転移はなかなか起こるものじゃないって報告したことで、学校のカリキュラムはラテン語やユークリッド幾何学などを縮減・廃止し、より実用的なものに変わっていった、ってやつですね。(ここ以外でも教育心理学や心理学概論などいろんなところでこの件出てきますね。。。いい加減覚えた)
歴史の中でも現在でも、学校は転移を期待して学問的系統に沿って教えれば良いという「教科主義(系統主義)」なのか、転移は期待でいないので生活に役立つ実用的知識を教えるのが良いという「生活主義」をとるのか、議論されている。
どのように学力を育てるかー指導論
ここでも基本的な考え方の違いがあるようです。
教師主導主義
教科の内容をよく理解した教師がカリキュラムや指導方法をかんがえて生徒たちに教えていく。デメリットは以下。
- 生徒が与えられるの待つ受動的な学習者になりやすい
- 生徒自身の興味関心と乖離した内容を押し付けられて意欲をなくす
学習者中心主義(児童中心主義)
子ども自身の興味・関心・理解状態などに配慮した条件・環境を設定し、教師はその中で支援者の役割を果たすことで、生徒が主体的・能動的に学習できるはず。
<日本では>
幼稚園や小学校では学習者中心主義の考え方が強く、中高では教師主導主義になっているようだ。学年があがるほど多くの内容を習得することが課せられることに対応しているのが理由。効果的であるから、というわけではないので、授業がわからない生徒を大量に生み出している状況がある。
「ゆとり教育」以降、小学校で児童中心主義がいっそう強くなりすぎて教師が教えることを手控え、基礎基本の習得が不十分になっているのではという指摘がある。だめじゃないか!という親の気持ちです。これは、実質学力低下にもつながっているので、2008年の学習指導要領で改定され、授業時間数を増加、削減された内容を復活させる対策がとられた。「ゆとり」か「詰め込み」かを超えて、習得ー活用ー探究を軸とする総合的なカリキュラムがめざれるようになったとのこと。(のちの章で出てくるはず)
そんな中で最近注目されているのがこちら。
協同学習(collaborative learning)
ペアや少人数グループでのコミュニケーションを通して理解を深めることをねらうもの。その背景には、人間の認識は個人の頭の中だけで成立するものではなく、他者のやり取りによって作られていくという、社会的構成主義の思想がある。
学力について最近の議論
認知心理学からみた学力ー構造論
認知心理学では身体(とくに脳)というハードウェアに、知識・技能にあたるプログラムやデータを備えた一種の情報処理システムとして人間をとらえる(今っぽい)。教科書や教師から入力情報を得て、記憶思考し、発表、討論、レポート、テストなどで出力するという高度な情報処理行動をしている(たしかに)。
動物や機械と違う点は、出力に至る情報処理の段階で、既に持っている知識を「内的リソース」として活用する点、道具や他者を「外的リソース」として利用する点を挙げることができる。

学力=記憶、理解、推論、判断、問題解決、表現など情報処理パフォーマンスの総体
「はたらき」からみた学力ー機能論
1980年代に学校で教わる知識は生活とかけ離れていて子供の興味関心を惹きつけず、役に立ってもいないという「学校知批判」が起きた。
1990年代の半ばからは中央教育審議会が「生きる力」を採用。スローガンは、学力、人間性、健康・体力を三つの柱としており、2008年の学習指導要領にも使われている。ここで言われる「確かな学力」とは、知識技能だけでなく思考力判断力表現力などもふくまれ、総合的に生活に役立つ学力を目指している。
同じ頃OECD(経済協力開発機構)も「キー・コンピテンシー」という社会生活に必要な基本的能力を提案、新しい国際学力調査として「PISA」を実施するようになった。日常生活の問題状況で学校で習った知識技能が活用できるかを測定するものであり、そこで測られる学力を「リテラシー」と呼んでいる。
※PISAについてはこちらhttps://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/index.html
放送大学、心理学科目「学力と学習支援の心理学」第1章学力をとらえる視点は以上です!
最近はGoogleやYahooの検索に私のブログがヒットするようになって来たようで!!!!「産後 高血圧 ブログ」でヒットするとのことで、8月30日からコツコツ書いてきた甲斐がありました。
自分が辛かった時本当に辛かったので、真っ只中にいる方々に「大丈夫!って思ってもつらいですよね😭」という気持ちを共有したいし、届けたいです。そして励まし合いたい!なので、お気軽にコメントください。TwitterのDMでもいいので待ってまーす♪
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