どうも、こんにちは。
2019年6月に第2子出産後、降圧剤ニフェジピンCRを1日2錠(朝夕10mgずつ)で治療中💊。
今朝の血圧は、、、、122/76でした。
今日も超合格点!!(血圧に一喜一憂しちゃう話はこちら)循環器内科の先生曰くの「125/80未満目標!」内。
今月の血圧推移は以下です。🦑🦑🦑

本日も放送大学の「心理学概論」の勉強を進めます。心理学の各分野に入って2つ目、本日は「学習心理学」です。これまでの記事から繋がっています。以下から各記事に飛ぶようにしておきます。
- 心理学概論(1) →心理学とは
- 心理学概論(2)→心理学の歩み、ヴント心理学実験室から巣立った学者
- 心理学概論(3)→心理学実験法(実験、観察)
- 心理学概論(4)→心理学実験法(調査、面接、事例研究)
- 心理学概論(5)→知覚心理学
学習心理学
心理学でいう「学習」とは?
経験によって生じる一時的ではない心理的機能に関わる行動の変化
心理学概論
などと定義される。「何度か練習したら自転車に乗れるようになった」といった外から見えるものだけでなく、「嫌いだったナスが美味しく感じられるようになった」「本を読んで価値観が変わった」というような知識の増加や価値観の変化など内的なものも含まれるとのこと。
2つの条件付け
古典的条件付け(レスポンデント条件付け)
「ウメボシ」を食べたら酸っぱくて唾液が出てくることは生まれつき備わった自然なことだが、「ウメボシ」という言葉を聞いただけで唾液が出ることが古典的条件付けと呼ばれる学習様式である。
ロシアのパブロフは、本来メトロノームの音を聞いただけでは唾液が出ないイヌに、エサとメトロノームの音を同時呈示するという条件付けで、音を聞いたら唾液が出るように学習させる実験をした。
- (条件付け中)イヌにエサを与えるたびにメトロノームを鳴らした → 唾液が出た
- (条件付け後)メトロノームの音 → 唾液が出た
この場合の各刺激や反応を以下のように呼ぶ。
- エサ(無条件刺激)→ 唾液(無条件反応、パブロフは無条件反射と呼んだ)
- メトロノームの音(中性刺激、条件刺激)矢→ 唾液(条件反応、条件反射)
また、メトロノームの音に似た時計の音のカチカチでも唾液が出た場合メトロノームの音が時計の音に「般化」したと言う。もしイヌがメトロノームと時計の音を区別して唾液が出なかったら、「弁別」という。
さらに無条件刺激であるエサ出す行為をセットにせず、条件刺激であるメトロノームの音だけを鳴らしていると、そのうち条件反応の唾液が出なくなる。これを「消去」という。
という本当に楽しい実験だったんだろうなあと想像した。「あ、時計の音でも唾液出るんかな?」と思いついたときって楽しいでしょうね!
道具的条件付け(オペラント条件付け)
スキナーのスキナー箱の実験。レバーを押すとエサが出てくる装置のついたスキナー箱にネズミを入れると、ネズミが学習しエサが欲しいときにレバーを押すようになる、という実験である。最初はたまたまレバーに当たったらエサが出てきた、お?と反応した初回からエサ(「正の強化子」)を得るまでだんだん時間が短くなっていくという(「正の強化」)。すごい!
また、床から嫌悪刺激である電気を流しておき、レバーを押すと電流(「負の強化子」)が止まる仕組みでも学習してレバーを押すようになる(「負の強化」)とのこと。
このような道具的条件付けにより目標とする行動を学習させる技法を「行動形成(シェイピング)」という。
その他の学習様式
観察学習
バンデューラの実験が有名。子供が暴力行為を観察すると、そんごおの振る舞いが暴力的になるという実験。友達が先生に褒められているのをみて、同様な事をするようになること(「代理強化」)も観察学習と言える。
洞察学習
達成するための方法に明確な予測(仮説)を立てて行うというような、見通しによる学習を洞察学習という。
ケーラーの実験では、チンパンジーが手を伸ばしたりジャンプしても届かない高さにバナナを吊り下げたら、あるチンパンジーが試行錯誤ではなく突然閃いたように近くにある箱を持ってきて箱の上から飛び上がりバナナをゲットしたというもの。
上記の観察学習も洞察学習も、経験に基づき、善悪の価値付や問題解決方法を発見したりするので、認知活動が学習の本質となっている。(認知理論)
認知心理学への展開
これまでに実験に出てきたネズミやチンパンジーには個体差があり、レバーをなかなか押せないネズミがいれば、バナナが取れないままのチンパンジーもいる。それぞれの個体の頭の中の働きの違いはどんななのか、どのような情報処理が行われるか、思考や記憶といった認知機能のメカニズムを解明しようとするのが、1960年代後半から盛んになった認知心理学。
私が興味のある分野!
認知過程に着目、特に気になっているのは、「類推(アナロジー)」です。人の頭の中には多くの既有の知識があり、その中から最適な知識を閃いて新たな問題解決に適用する!この認知過程はワクワクしますよね。人間の数だけ存在するとも言えます。
さてさて、お次は生理心理学です。
あまり馴染みがないんですが、それゆえに楽しみです。
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