産後高血圧と心理学概論(5)

心理学概論

どうも、こんにちは。

2019年6月に第2子出産後、降圧剤ニフェジピンCRを1日2錠(朝夕10mgずつ)で治療中💊。

今朝の血圧は、、、、122/77でした。

今日も超合格点!!血圧に一喜一憂しちゃう話はこちら)循環器内科の先生曰くの「125/80未満目標!」内。最近は一定だけど、上下10ずつ下の数値で落ち着いてほしいな、、、欲張りかな!

今日で産後4ヶ月!!嬉しい。少しずつ産後と呼ぶにはおこがましいような感覚(だって産後1、2ヶ月の大変な時期といっしょくたにはできませんもん!)。

今月の血圧推移は以下です。🦑🦑🦑

本日も放送大学の「心理学概論」の勉強を進めます。いよいよ心理学の各分野に入っていきますが、本日は「知覚心理学」です。これまでの記事から繋がっています。

心理学とは

心理学の研究法

知覚心理学

感覚器官で捉えられた情報は脳に伝えられ、そこで「解釈」が加えられたときに初めて「知覚」となる。その意味で「知覚」はごく初期段階の「心の働き」と言えるとのこと。知覚を「解釈」 と捉えることが新鮮だった。

現代心理学が成立して間もない頃に、心の働きを科学的に解明すべく知覚に関する研究が盛んに行われた。

五感と共感覚

古代ギリシアのアリストテレスが人間の感覚を、

『視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚』

の5つに分類した。加えて、『運動感覚、平衡感覚、内臓感覚』を加えた8つを感覚と呼ぶこともある。

共感覚とは本来それぞれの感覚は独立しているが稀に別の感覚が近くされることで、例えば音を聞いて色を感じたり、形を見て味を感じたりするようなことだ。

心理学概論の教材にはここで「ブーバ・キキ効果」を挙げ、私たちのほとんどは形と音を結びつける能力を持っているようだと述べていた。ブーバ・キキ効果というのは以下の図で、「どっちがブーバでどっちがキキでしょう」と聞いたら9割以上の人が「左をブーバ、右をキキ」と言う実験結果である。

実際夫に「どっちがブーバでしょ」と聞いてみたら「左」と答えた。(実際はポケモンのブーバっぽいと思ったらしい、、、笑)。

絶対閾と弁別閾

放送大学の心理学実験で弁別閾である「触2点閾の測定実験」を行ったので、ここは軽くまとめたいが、最初はそもそも「閾(いき)」ってなんぞ?となりました。

  • 「閾」=刺激の強さを変化させ、刺激の相違を感知できるか否かの境目、またその刺激量
  • 「絶対閾」=感覚を生じさせるのに必要とされる最小の刺激量 (例)聴覚だと静かな状況で20フィート(6.10m)離れた所にある時計が進む音、味覚だと2ガロン(7.57ℓ)の水に混ぜた茶さじ1杯分の砂糖
  • 「弁別閾」=2つの刺激が区別できる(1つか2つか)のに必要な感覚を生じさせる最小の刺激変化量=丁度可知差異(just noticeable difference)(例)コンパスで皮膚の上に離れた2点を同時に刺激した時、1点の刺激と感じるか2点の刺激と感じるかの境目の2点間の長さを測定する。なぜこんな事を気になったのか、最初に実験した人の気持ちを聞いてみたい笑。
  • 「ウェーバーの法則」=2つの刺激の違いを知覚するには一定の比よる違いがなくてはならないと考えたウェーバーが発見した法則。△S(弁別閾)/S(刺激)=k(定数)となる。

感覚順応

ある刺激に接触した直後は敏感だが、同じ刺激を繰り返し受けていると慣れて鈍感になっていくこと。ただしいくら順応が進んでも興味のある情報への感度は保たれる(=カクテルパーティー効果、多くの人の会話が飛び交っている状況でも自分の名前が口にされるとすぐ耳に入ってくる)

精神物理学

刺激が脳に伝わり「解釈」したものが知覚である、すなわち心の世界で起きていることで外界の世界がそのまま反映されたものではない。その内的世界である心を数量で表そうとした。

フェヒナーの法則 R(感覚量) = k(定数) log S(刺激強度)

通常私たちが主観的に経験する感覚は、刺激強度が大きくなるほど鈍感になっていくことが表されている。例えば音の大きさが2倍になったらかなり大きくなったと感じるが、3倍4倍になっても最初ほど大きく感じない、といったことだ。

心理測定法

調整法

実験参加者自らが刺激の量を連続的に調整していく方法。2つの刺激のうち一方を標準刺激としたときもう一つの比較刺激を出来るだけ標準刺激に近づけるように調整していくことで、主観的等価点を探して行く。

長所:簡単で短時間効率よし、短所:参加者によって結果が左右される

極限法

実験者が刺激量が小→大(上昇系列)、大→小(加工系列)など順に刺激を変化させて参加者の応答を求める方法。視力検査など。

長所:刺激閾の測定に適している、短所:参加者の予想が影響しやすく時間がかかる

恒常法

極限法と似ているが、実験者が与える刺激量がランダムで提示される

長所:参加者の予想などが関係しない、短所:効率が悪い

上記の短所長所を踏まえた上で適した方法を用いるのが望ましい。測定法をはじめとしてフェヒナーの精神物理学の考え方は実験心理学に多大な影響を与えたことがよくわかった。

さて、次回は学習心理学でーす。

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